はたらく。

時は、平成。

こども時代。

親に守られ、勉強し、運動し、よく遊び… 。

そして段々と、大人への階段を登りはじめ。

気づいたら、社会に飛び出してしまっていた。

 

ーそこが、どおゆう場所なのか。

    どおしていくべき場所なのか、わからずに…。 

実家からでられる解放感と、しらない土地に踏み出せる楽しみと。

高揚感で溢れていた。

それが、後(のち)に彷徨うことになろうとは。知るはずもない。

 

そして、平成ももうすぐ終わり。

にじゅうすう年、生きて、
大人?であろう私。
只なんとなく、なにかをせずには居られずに。
心は、霧のようにモヤがかっている。

 

「何故かって?」

大人へ登る階段の途中。私はとんでもない忘れ物をしていた。

それは…

「どんなふうに、どんな行程で登っていきたいか、最終着地点はどこなのか」

一番大切な、脳みその部分を忘れてしまったから。こりゃ大変!

あっちへいったり、こっちへきたり。迷子状態………

はたらくって夢や憧れを追うだけじゃ務まらない!! 

 

つづく。